今日は 天気がよく、このネタでいけると思いましたので
挑戦してみます。
長いこと、トラウマになって私の人生を恐怖で支配した
一枚の絵のことです。
親にも友人にも誰にも言った事がありません。
・・いえ、恐ろしすぎて口に出せなかったのです。。。
小学2年生のとき、いつものように、母と弟と私で
自転車を3人乗りして、父の実家へ行きました。
手伝いだか、何かの用事で、秋だったと思います。
そして、いつものように、私は 家の2階のいとこたちの部屋へ行き、
置いてある雑誌や漫画を勝手に読んでいました。
いとこは一つ上の男のいとこと、3つ上の女のいとこです。
ふたりは遊びにいったらしく留守でした。
当時、二人の部屋は16帖くらいのだだっぴろい大きな物置
みたいな部屋でした。
後から、個室に直すというので、その広さの部屋に
二人の机と 本棚だけ置いてあったのです。
夜はちがう部屋に寝ていたそうです。
その物置のような、板張りの床と、白く塗られた壁・・
少し暗くて広くて、畳の部屋とは違う雰囲気でした。。。
でも、私は 本大好き少女でしたので、
本さえあればと、場所など関係なく
いとこたちの本を夢中で読みまくっていたのです。
そして、手にしたのが、3つ上のいとこの雑誌、
小学館のどらえもんが載ってる 小学5年生 でした。。
夏の号で、表紙には大きく
怪奇!おばけ特集! と タイトルが載っていました。
その頃 私は別にお化けは怖くなかったので、
面白そう~と思い、さっそくページをめくったのです~
めくって、すぐ、左のページに お化けの特集で
くもの復讐 という話と、イラストが載っていました。
多分、いとこが何か切り取っていたのでしょうか。。
表紙をひらくとすぐ、左のページがそれなのです!
くもがたくさん天井から降りてきて、白い着物の女の人が
うらめしそうににらんで、お百姓さんがおびえた顔のイラストです。
江戸時代、くもをいつも殺していた男のお百姓さんが、
化けて出たくもに苦しめられるという話だったと思います。
うわっ!とは思いましたが
ゲゲゲの鬼太郎や、赤影 など、テレビで見てましたので
別に怖いとは思いませんでした
そして、次のページをめくった私は
心臓が止まるほどの恐怖を感じました
びっくりして声が出ない というのは あの時初めて体験しました。
それは、初めて見る衝撃的なイラストでした。
ギロチンではなく、昔の首を切る台とおのが描かれ、その横に
首のない、ドレスを着た貴婦人らしき女性が前を向いて
立っているのです・・・
ぎゃーっ!(心の叫び)
激しく、見たことを後悔しました。
でも、見てしまったものはどうにもなりません・・・
それは、ロンドン塔で、王である夫が愛人と一緒に暮らしたいために
妻をおとしいれ、やむなく斬首の刑となった
首なしメアリー?(すいません、こわくて調べることも出来ません、知っているかた、教えてください『恐』)
の話でした。
彼女は、今も夫を恨んで、ロンドン塔に夜な夜な出没するという・・
その世界では有名な話らしかったですが
当然、私はそのとき初めて知ったのです
あまりの衝撃に もう ただ怖くて怖くて、どうしようとうろたえてしまいました
また、絵が どすぐろい印象で、これ、小学生の本だよね?
とつっこんでしまうくらい、小学生が夜泣きしておもらししてしまうような
リアルさで描かれているのですよ・・・
あまりのショックで、その絵は右のページでしたが
左のページは何が書かれてあったか全く思い出せないほどです・・。
私はあたりを見回しました。
うすぐらい物置のような部屋。。誰もいなくて、殺風景で、シーンとして。。
外もまたうす曇で、どんよりした日でした。
あわてて本を閉じましたが あの絵が!首のない女性の絵が頭の中に
浮かんでくるのです~
怖い~!!
母達のいる部屋へ急いで降りて行きました
母に言おうと思いましたが
当時、お化けが怖いなんていうと馬鹿にされる風潮でしたので、
私は誰にも言わずに黙っていました・・
言うのもいやでした。口が穢れる気がして。。
それからは、もう大変でした。。。
夜の家のトイレ、学校の古いぽっとん便所、寝て電気を消した真っ暗な部屋、
火葬場のある通り、お墓、
もうすべてが恐怖で恐怖で、それでも誰にも言えず、
勇気を出して トイレに一人で行っていたのです。。
いやー よく 発狂しなかったと思いました。。
イギリスなんか大嫌い!と思い込みましたよ~
何年も何年もあの絵のことが忘れられず、怖さを隠すのが大変でした・・
でも、怖いもの見たさで、父の実家へいくたびに
あの絵を見ていたのです。
きっと、その絵があの本の中にあって、あの人がでてこない
というのを確かめていたのだと思います。。。
月日はたち、中一の時、好きになったのが
ビートルズ、ベイ・シティ・ローラーズ、ローリングストーンズ、
そして 中3の時 音楽界にパンク旋風が吹き荒れセックス・ピストルズ。。。
全部、イギリスのバンドでした。。(-_-;)
高3で 進路どうしようかと思い、英語の音楽が好きだからと選んだのが
英文学科・・・
何か、あの絵をめぐって 私はイギリスにしばりつけられているのかと
思いました・・・
なんのうらみがあるの??!!
イギリスでは、幽霊がその場所の名物になって
人々は恐怖より、好意を持って、幽霊と共存していると聞きました
宜保さんの生前の特集で、ロンドン塔の霊視での中継を生でやっていました
テレビでやってましたが、さすが恐ろしい雰囲気の場所でしたよ。。。
ロンドン塔は 幽霊だらけなので、あまりその筋の人は行かないほうがいいと
学びました。
私はイギリス旅行はしたことがないですが
宜保さんが行ってくれたことで、あの絵のことも終わったかなと勝手に
思っています。。。
でも、あの絵をもし見なければ、私はもっと明るく楽しく小2を過ごせた気が
するのです・・
子供にも 小学○年生を 買いましたが
そういう怖いイラストと怪奇特集は ちっとも載っていませんでした・・・。
昭和40年代はおそろしい時代でした。。。
あの絵のおかげで、ちょっと魂方面に敏感になってしまった気がします。。
でも、霊は視えないからよかった。。。