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万葉集 1-28 雑歌

11月11日
  天皇御製歌
 
春過而 夏来良之 白妙能 衣乾有 天之香来山
  天皇(女帝 持統天皇)の御製歌(おほみうた)
春過ぎて 夏来(きた)るらし 白栲(しろたへ)の 衣乾(ほ)したり 天(あま)の香具山(かぐやま)
中西進先生訳
春も終わり夏がやってきたらしい。純白の衣を乾している。天の香具山よ。
ゲゲ訳
東を通る龍道の力は終わりです。
今度 龍道は南を通って私の直系のみ繁栄するのです。
天の香具山にかけられている呪詛はなくなりました。
喪服をかぶって 休んでいなさい。
この歌は 必ず教科書にも 載っている ちょー有名な持統天皇の歌です。
わかりやすく 現代にも通じるものがあるので
よく暗記させられる歌 ナンバー1でもあるでしょう。
私も暗記しました 懐かしい歌です。
いつもでしたら 万葉集は じっくり漢字を調べていくのですが
どうも。。持統天皇の歌は。。
それが通用しないというか。。
呪詛っぽいのですよね。。(~_~;)
直感勝負で解きました。。
まず この美しい景色を歌った歌ですが
よくよく考えてみると ものすごい不思議な歌なのです。
今では 当たり前そうな景色ですが
当時の時代で考えると とんでもないらしいのです。
さすが持統天皇のおつくりになった歌。。。怖いデス。
○天之香具山ですが この山は藤原京の 東にそびえる聖山です。
アマテラスからの直系の山です。
天之香久山命 は 天孫降臨のニニギのミコの子ども説、兄説もあります。 
新春に登って 天皇が国見をする儀式も古代にはあったようです。
で、その山に 白い衣が乾してあると この歌は歌っていますが
実は 古代は 山というのは 聖なる禁足地で
誰も足を踏み入れてはいけないのだそうです。
特にこの香具山は 霊山です。
だから そこに 衣が乾してあるなんていうのは
とんでもない ありえない景色なのだそうです。
○その 白い衣 白妙の衣ですが
喪服だそうです
つまり この歌の最後の部分は
聖なる霊山に 喪服が乾してあるよ、と歌った ちょっと怖い情景なのです。
勿論 実際には乾せませんから 想像というか 呪詛でしょう。。
○龍道ですが
これは霊能者玲子さんと 闇検のスタッフが名づけた名前みたいで
古代の権力者が 自分らの子孫が栄えるために
いろいろ パワーのある土地に古墳を配置したり 
呪詛を行ったりして 作った視えない道です。
この道の力を利用して 自分たちが子々孫々栄えるようにと
願いをこめたのです。
○春過ぎて夏来るらし
春は 旧暦1、2、3月 今の2、3、4月ごろです。
方位は東、色は青、
五行では木 乾(コン)、陽(太陽や天)をあらわします。
夏は 旧暦4、5、6月です。今の5、6、7月頃です。
方位は南、色は赤
五行では火 離(イ) をあらわします。
春が過ぎて夏がやってきたらしい、というのは
春の時代が終わって、夏の時代がきた
東を通っていた道は終わったのよ。これからは 南を通る道よ。
ということかな~と思った次第です。
○藤原京
持統3年(689) 持統の息子 草壁皇子 皇太子のまま亡くなります。 
持統8年(694) 藤原京に遷都します。
文武1年(697) 草壁の子 軽皇子 皇太子となり 即位します(文武天皇)
この歌は 万葉集の順番でいくと 軽皇子が即位する寸前に
持統が天皇の時代に つくった歌のようです。
龍道と 新帝即位前。。
即位前 無念にも亡くなった息子 草壁のことを思い
自分の直系が 未来永劫 王座の地位にあるためには
新しい より強固な呪詛をかけて 龍道を作らないといけない!
と持統は思ったに違いありません。。
呪詛は その道のエキスパート 中臣不比等 にまかせたと推側しました
で 不比等ですが 新しい京と 同じ名字を頂きます(藤原不比等)
私が思うに、藤原京と同じ名字を与えるから
この京を あなたの一族の力で守りきってちょうだいよ!と
いうことだったのではないでしょうか~。
つまりは 今までの蘇我がかけた呪詛は もう終わり。
(蘇我は かなりの呪力を持つ一族だったらしいです。。
だから あれだけの権力を得たようです。)
次は 藤原のかける呪詛で 私の新しい直系の者の時代よー
天の香具山は 喪服を着て 休んでいなさい
というニュアンスだと思います。
玲子さんの霊視によると 蘇我のかけた龍道と 藤原のかけた龍道があるようです。
藤原の龍道は 淡山神社 高松塚古墳 や 大津皇子の眠るに二上山 にかかっているようです。
そして 蘇我馬子の墓(石舞台古墳)をあばいたのも
どうやら 藤原系 らしいです。。
墓を暴くことによって そこの力をなくそうとする目的らしいです。
話が古代の呪詛合戦に及びました。
そして とどめは 言霊の力。歌を詠むことです。
そして この歌が詠まれてスイッチが入り 今までの蘇我の龍道が違う方向へと
新しい藤原の龍道へ 移動したのではないでしょうか。。
この歌が 皆に口伝で愛されて 口承されていけばいくほど
藤原のかけた龍道の呪詛が 益々力を得ていったのだと思うと。。
ほんと おそろしいです。。
でも 結局 孝謙天皇の時 この持統の直系は終わりになり
また 系統は 天智系に戻ります。。
天武の系列は終わったのです。。
(持統も 父が天智なので 天智系なのですが。。
女性があとを継ぐっていうのは 直系とはいわないのかな。。)
なんででしょう。。
呪詛の力が終わったのでしょうかね。。
また 調べてみる価値があるようです。
参考文献 
左 ブックリスト 一連の本
古代史の秘密を握る人たち 関 裕二 PHP文庫 2001年6月15日第一版第一刷
血塗られた飛鳥時代の謎 神 一行(編) KKベストセラーズ 1991年1月10日 初版

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