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万葉集 巻二ー156、157、158

9月16日
 十市皇女薨時高市皇子尊御作歌三首
三諸之 神之神須疑 己目耳矣 得見乍共    不寝夜叙多
              己具耳矣 自得見藍乍共  
神山之 山邊真蘇木綿 短木綿 如此耳故二 長等思伎
山振之 立儀足 山清水 酌二雖行 道之白鳴
〔紀曰、七年戊寅夏四月丁亥朔発巳、十市皇女卒然病發薨於宮中
十市皇女(とをちのひめみこ)の薨(かむあが)りましし時に、高市皇子尊(たけちのみこのみこと)の作りませる御歌三首
156 三諸の 神の神杉 夢のみに 見えつつ共に 寝(い)ねぬ夜ぞ多き 
157 神山の 山辺真麻木綿 短木綿 かくのみ故に 長くと思いき
    
158 山振の 立ち儀ひたる 山清水 酌みに行かめど 道の知らなく
〔紀に曰はく「七年戊寅(ぼいん)の夏四月丁亥(ていがい)の朔(つきたち)の癸巳(さし)、十市皇女卒然(にはか)に病発(おこ)りて宮の中に薧(かむあが)りましき」といへり〕
      
中西 進先生訳
156 三輪山の神々しい神杉のようなあなた。夢ばかりに見えながら共寝せぬ夜の長かったことよ。
157 三輪山の山辺にまつる麻幣(しで)、その短い幣のようだった逢瀬。そうだったばかりに末永くと思ったことだ。
158 山吹の花が美しく飾っている山の泉を酌みに行って蘇えらせたいと思うのだが、道を知らぬことよ。
〔日本書記にいうことには「天武七年四月七日に十市皇女は突然発病して宮中で没した」という〕
いつも通りのゲゲ訳は 途中です。
天からまだ ヒントが降りてきません"^_^"
「万葉言霊歌解析」(四季が岳太郎氏) を参考にして 隠された言葉探しをしてみました。
実       実     杉      実   三重        稲      大木
みもろの かみのかむすぎ いめのみに みえつつともに いねぬよぞおおき
(三輪山) 神  神   夢     見    共   往  世  生 来 
   山   山 木  踏み 鹿 木   実 幹        木
かむやまの やまへまそゆふ みじかゆふ かくのみからに ながくとおもひき
    魔  魔  魔     死      身 殻    苦  喪
 山吹     装ひ   山  水      亀       鳴く
やまぶきの たちよそひたる やましみず くみにいかめど みちのしらなく
         千代 添ひ     死不見      目  身   死 無
悲しみの言葉探し
神様にお願いして いっしょに暮らせる日を夢見た。
あなたが死んで 私は 苦しい。からっぽだ。
これからもずっとそばにいる。死なんて関係無い。
もうひとつの言葉探し
十市皇女と 高市皇子が 山で遊んだ思い出でしょうか。
巻1-32の歌の作者 吹芡刀自 が十市皇女ではないかと以前推測しました。
芡は睡蓮だそうです。山振はもしかしたら 山吹ではなく 山の沼に咲いてた睡蓮という意味かも知れません。
最初の歌で、み が 三重 とあります。
真ん中の歌の かむやまを かみやまと 読むと
どの歌にも み が 三 あることになります。
妻でもない女性に対して 3つの死を悲しむ歌。
高市皇子と十市皇女はひそかに愛し合ってたいたといわれる所以です。
でも 結婚は許されなかったようです。
十市は大友皇子に嫁ぎましたが 壬申の乱で大友は死に、
十市は 父 大海人のもとに戻り、肩身の狭い思いで生きます。
伊勢神宮に入る事を 父から言われました。が 突然亡くなります。
十市は自殺と言われています。伊勢神宮に入る前の潔斎所でらしいです。
愛する人が突然、死を選んだという 高市の無念の気持ちが
絶対この三首にこめられてると 勝手に決めて 
今 ゲゲ訳を行っています。
沓冠読みで 三首を見ると
こうなりました。
みの かぎ いに みに いき  身、退、限いに 身、逃、逝き
かの やふ みふ かに なき  科、退、止、踏み、伏、科、逃、亡き
やの たる やず くど みく    止、退、足る、止、直ぐと 身 来
十市が死んだ。逝ってしまった。
十市は死につかまってしまった。何の罪から逃れようとしたのか。
まだ退かないで。直ぐこちらに来ておくれ。

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